「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーB&W CM-9

B&Wが誇るCM-9には、どこかヨーロピアンな雰囲気が漂っています。
パワーで圧倒するようなスピーカーにはない、リリカルで繊細な音を感じることのできるスピーカーです。
同社のCMシリーズは2006年のCM-1を皮切りに、2009年にはCM-5、CM-9が連続してリリースされ、さらに2010年にはCM-8が登場して2013年にCM-10が発売されました。
しかし、CMシリーズは2014年にはすべての生産を修了し、新CMシリーズに移行しています。
それだけに、CM-9をはじめとするCMシリーズは、レアな価値があるともいえます。
B&Wの800シリーズはハイエンドすぎてちょっと手が出ない、かといって600シリーズでは物足りない、
CMシリーズは、そんなオーディオマニアのハートをしっかり掴んでおり、中でもCM-9は同シリーズの中核をなすものでした。
B&Wといえば、800シリーズに代表されるような、重量級のスピーカーシステムが有名ですが、CM-9にはそんな重々しさはなく、もっと軽やかにサウンドを楽しむための機種といえるでしょう。

CM-9の音を聴いたリスナーは、奥深い音域と広がる音に包まれて、心地よい感覚に浸ることができます。
目を閉じればサウンドを立体的に感じられ、豊かな空間表現を味わえるのも、CM-9が持つ特色といえるでしょう。
また、組み合わせる機器によってサウンドの変化が手に取るようにわかるのも、CM-9ならではの特徴です。
好相性と言われているのがMarantzのプレーヤーやアンプで、組み合わせることで豊かでハイエンドな音の世界に誘ってくれます。