「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーDIATONE 2S-1601

70年以上の長い歴史の中で、多くの名機を輩出してきたDIATONEが1996年に発売したのが、2S-1601です。
2S-1601はDIATONEがこれまで培ってきたモニター技術を全て投入し、デジタル時代の小型モニターシステムとして開発されました。

小柄な筐体から奏でられるのは想像を絶する美しいサウンドですが、それはもちろんこだわりのユニットがあってのことです。
まず低域には16cmコーン型ウーファーとアラミッドクロス・コーンを採用した振動板を使用し、バインダーとレジンを排除したことで劇的な軽量化を実現しつつ、ハリのある低域表現を可能としています。
高域部分にＨ4cmコーン型ツィーターを使用、コーン部分にはアラミッドクロス・コーンを採用し、低域部分と同様に軽量化も達成しています。
さらにセンターキャップには、B4Cを搭載して広帯域再生を可能にし、固有音の少ない音を実現していますし、これにより音の表現に大きく幅を持たせ、アーティストが伝えたいであろうサウンドを忠実に再現することができるようになっています。
エンクロージャーはバスレフ方式を採用し、小型かつ量感のある低域再生を実現していますし、加えて、搭載のダンピングコントロールをうまく調節することで、低域の反応を早めてピッチの分かりやすい歯切れの良い低域を得られるなど、サウンドを幅広く楽しむことが可能です。

明快な低域に表現豊かな高域表現を可能としたDIATONE 2S-1601は、一度は鳴らしてみたいと思わせるスピーカーのひとつです。