「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーAccuphase A-20

Accuphase A-20は、小出力で高品位なサウンド作りを目指し、一切妥協の無いパーツ選びとハイエンド・テクノロジーの導入によって、1995年に生み出された純A級ステレオ・パワーアンプです。

出力増幅段には、パワーMOS FETを3-パラレル接続させた構成を採用しています。
パーツにこだわると熱などの問題を発生させることがありますが、大形ヒートシンクを取り付けて低負荷インピーダンスに配慮することにより、パラレル接続が、素子のもつ固有の静電容量、出力インピーダンス、内部雑音の低減に効果を発揮し、熱問題を解消に寄与しています。

純A級動作では常時大電流が流れますが、パラレル接続によりMOS FETの直線性の優れた省電力領域を無理なく使う事を可能とし、電源部のトランスは、約400VAの大電力容量の高効率型となっていて、防振効果の高い充填材でガードしています。
また、平滑コンデンサにおいては、47,000μFx2の大容量・高音質タイプを採用して、弾力性のあるソフトコーティング加工で振動に強い設計となっています。

A-20のサイズは、幅475mm×高さ1705mm×奥行427mmで、質量21.6kgとなっており、外来誘導雑音を受けにくいバランス接続に対応するなど、あらゆる歪やノイズに対してガードをかけることができる、非常に魅力的なアンプです。