「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーAccuphase A-20V

パワーアンプとしてはピュアAクラスになるAccuphase A-20Vは、「パワーアンプの出力インピーダンスは出力素子そのものを大電力化し、インピーダンスの低減を図る」というAccuphaseの思想のもとに設計されています。
これは、スピーカーからの逆流電力を最大限に抑えるためのもので、再生される音源のクリア化、高純度化につながっています。

A級アンプの動作は供給電力が一定で、外部影響がないため安定性が高い反面、放熱対策が大きな課題となっていますが、そのアンサーとして、A-20Vでは大型のヒートシンクを備えることで、放熱対策を万全なものとしました。
　　　
このヒートシンク部分に「MOS FET」のパラレル・プッシュプル出力段とカレント・フィードバック増幅回路を搭載したアッセンブリーが取り付けられています。

電源トランスは20W/8Ω、約400VAの高効率大容量トランスになっており、ブリッジ接続によってモノフォニック・アンプにアップグレードも可能で、その際には160W/4Ω、80W/8Ωという数値になります。

ストレートで素直な音質なのでクセがなく、どのようなスピーカーにも合わせやすい特性を持っています。ホットな傾向や、豊潤で量感溢れる音が好きな方は、このような特性をもつスピーカーから十分に満足を得られることでしょう。