「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーAccuphase P-400

AccuphaseのP-400はステレオパワーアンプであり、1979年6月に発売されました。

P-400は日本製らしさを感じさせる、優しくきめ細やかな音色であることが特徴的です。
望郷的なルックスは、温かみと懐かしさを感じさせてくれるでしょう。
全体的にはバランスの良い音像であり、透明度の高さが手に取るようにわかります。
ロックのようなハイテンポで情報量の多い音楽であっても、音色が混み入った印象を与えません。
テクノやオペラなどの超高域の音色を再生した際にも温かみのある柔らかな響きであり、耳当たりの良さを感じさせてくれます。ただし、フラットな響きであるためオーケストラを再生した際には音色の立体感が得られず、物足りなさを感じるケースもあるかもしれません。

また、解像度が高いことから、ドラムも乾いたキレのある音色を楽しませてくれます。
中域から低域の音像の押し出しはやや弱いため、生活に溶け込むような音楽を楽しみたいユーザーにおすすめのアンプであると言えるでしょう。

サイズは幅が445mm、高さは脚を含み160mm、奥行が455mmであり、重量は31.2kgです。

年代物のアンプであってもP-400は希少価値があり、中古市場においては需要の高いアンプであると考えられます。