アナログレコードファンから高い評価を得ており、トップモデルとして君臨しているRubyシリーズのカートリッジ、Benz Micro RUBY Z。

Rubyシリーズでは、コイルの芯にスクエアルビーを採用しているのが特徴です。
画期的であるマグネティックフラックス対策を施し、性能の安定化を図っています。
Rubyスクエアプレートへのコイル巻きでは、位相管理の徹底のために左右対称とするような工夫が施され、応答性の向上のため、巻数も少なくなっています。
この様なきめ細やかなチューニングにより、最上級のサウンドが実現されているのです。

本体には、新しくゼブラウッドを採用しています。
ゼブラウッドは重厚で、乾燥が難しく長い時間がかかりますが、素材としてうまく使いこなしています。
また、スタイラスも新たにチューニングさせている点にも注目です。
スタイラスの変更で自重が0.5g増していますが、バランスがうまく調整されており、最高のサウンドを提供しています。
さらに、特性表や水準器、ドライバー、スタイラスクリーナー、ブラシも付属されています。

いつまでもコンディションの良さをキープするために、こうした付属品にも妥協や手抜きが見られないところが、高い評価を得ている理由の一つといえそうです。