「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーBOZAK B-305 Concerto Grosso

BOZAK B-305 Concerto Grossoは解像度を重視に開発されたスピーカーです。
B-305 Concerto Grossoは、当時JBLなどのサウンド技術が注目されていた中に彗星のごとく現れ、皆が驚くような技術を持って登場したのです。

まず目に入るのがアルニコ・スコーカーユニットです。
アルニコ・スコーカーユニットとは、アルミニウム、ニッケル、コバルトを原料として製造されたスコーカーユニットを指し、レアアース磁石と同じぐらいの強い磁力を持っており、強い永久磁石などにも使われることも多く、多くのスピーカーユニットに利用されています。
アルニコ・スコーカーユニットは長く丸い棒状にして使うのには有利な上に、外部への漏れをおさえ、ユニット自体も小さくまとめることができるのが魅力です。
これを利用することによって、今の時代にあるスピーカーとも互角に渡りあえるほどの音圧を獲得し、かつ音源に忠実で変な誇張もなく、音源で出せるリアリティあるサウンドを限界まで表現することに成功しています。
その結果、厚みのある音でありながら、ノスタルジーも感じさせる独特な聞き心地を楽しませてくれます。

1966年に発売されたスピーカーではありますが、今なお衰えない実力。
古きよき魅力もしっかりと維持したサウンドを味わいたいのであれば、一度このスピーカーにじっくり身を任せてはいかがでしょうか。