DENON　DP-100Mは放送局で採用される程のスペックを備えた受注生産品として製造され、日本での出荷数はなんと100台ほどとも言われているとても希少性の高いターンテーブルシステムとなっています。

弩級プレーヤーとして知られているDENON DP-100（アームレス）に水平、垂直方向への動きをコイルからの電子信号により検出し電子制御する電子制御アーム「ダイナミックサーボトレーサー」を搭載したモデルです。
「ダイナミックサーボトレーサー」はfoのQを電子的にダンピングすることで、クロストークの悪化を起因とする音質の劣化や低域共振による混変調歪の増加を防止し、より理想的な再生を行うことに成功しています。
様々なカートリッジに対応するため、可変フィルターを搭載し、ゲインボリュームでの調整を可能としています。

また、駆動モーターには、放送局で使用されるプレーヤーやカッティングマシーンなどにも採用されている10kg･cmのトルクをもつアウトロースター形ACサーボモーターを使用し、重量6.5㎏にもなる二重構造ターンテーブルを始動から0.4秒で33　1/3回転に立ち上がらせることができ、動作も素晴らしくスムーズとなっています。

サウンドは言わずもがな、キャビネットを合わせた重量63㎏というベビー級で強靭な構造そのままを体現するようなどっしりとした一切の乱れのない、安定感たっぷりのサウンドとなっています。