CDやDVDといったデジタルソースの再生機器開発に長けているESOTERIC(エソトリック)では、より豊かな音楽体験をもたらすために技術を駆使しています。
その中のX-03SEは、ESOTERICの旗艦モデルである、セパレートプレーヤーP-01とD-01の技術を合わせたCDプレーヤーX-03の進化形モデルです。

X-03SEでは、P-01やD-01に採用されていたアナログ出力やDACなどの回路構成を引き継ぎながら、再構築を行って進化させるとともに、内部配線には、電気干渉を極力排除する高純度6N銅製ケーブルを導入しています。
このことにより、ピュアな信号伝送を可能にして雑味がなく、分解能にも優れた音の再現が行えるのです。
さらに、オーディオ出力およびデジタル出力端子には、ドイツで高品質なコネクターを開発しているWBT社のRCAジャックnextgenを採用し、これにより75Ωのデジタル伝送が行えるため、インピーダンスのずれが起きる減衰リスクの軽減を可能としました。

筐体もより剛性を高めた構造になっており、厚みのあるアルミ素材を用いることによって共振の抑制を図っているほか、デザインはメタリックシルバーで、スタイリッシュかつ高級感を醸し出しています。
音質に関しては、繊細な音の再現が可能で、楽器やボーカルそれぞれの音が粒立って奥行きを深くしているとともに、輪郭もかっちりしすぎず適度な柔らかさを持っているため、温度感も感じさせる素敵な音となっています。