世界中で愛される高級オーディオメーカーであるGoldmund(ゴールドムンド)は、創業者であるフランスの学生有志たちが、アナログプレーヤーのトーンアームを開発したことから始まります。
その高い技術力は、当時大きな注目を浴び、その後ミッシェル・レヴァション氏によって買収され、拠点をスイスに移しました。

精密機器の製造にかけては、世界でも突出した技術を誇るスイスにおいて、その特徴を反映させて製造されたGoldmund製品の1つに、コントロールアンプMIMESIS 7があります。
MIMESIS 7は、RCA入力・出力とシンプルな構成で、複雑な機能を排して余計な干渉を抑えてあると同時に、電源はセパレートになり、別個の筐体にトロイダルコアが収められています。
この構成の工夫により、電源が本体に及ぼす干渉を防ぎスムーズな駆動を実現しているのです。

本体の筐体はスリムに作られており、シルバーのフロントパネルが高級感を漂わせ、つまみ式のスイッチが並んでいるのも、良好な操作性を伺わせます。

MIMESIS 7が奏でる音は、クリアに突き抜ける中高域の心地さに加え、解像度が高いほか音の密度も濃く、それぞれの音を生き生きと再現し、リスニング空間を鮮やかに演出してくれることでしょう。