Goldmund　TELOS 150Lは、2007年に発表された清潔なスイスの空気感を感じさせてくれるアンプです。

同社の特長である「音離れの良さ」はもちろん引き継がれており、まるでスピーカーから解放される音が飛び出してくるかのようなスピード感には圧巻です。
高い技術力を証明する正確さはそのままに、美しい音を目指したGoldmundの狙いが実現しているアンプです。
程よい美音で甘美さの色付けも巧みです。

また、RH出力端子とヒートシンクが接近している設計なので、接続する際には注意が必要でしょう。

GOLDMUND TELOS 150Lの外観は、非常にシンプルデザインです。
前面にはプレートと電源スイッチがあるのみで、シンプル過ぎて物足りないと感じる人もいるでしょう。
しかし一方では、存在感を主張しない奥ゆかしさがあるといえ、どのような場所に設置しても違和感がありません。

Goldmund　TELOS 150Lは中古であっても、希少なオールドムンドとして人気がある機種なので市場のニーズはこれからも高いでしょう。