巨大な筐体が何よりの特徴で、どのようなオーディオ機器も支えることができるチューニング・フィートといっても過言ではないインシュレーター、Harmonix TU-201。

スピーカーだけでなく、大型アンプなどでも振動を気にする必要がありますが、その点でも高い効果が期待できます。
基本的な考え方としては3点支持での使用を想定しているため、耐荷重を重視する必要がありますが、その答えとしてこのような大きなものとなっています。
特にクラシックなどのサウンドにおいてその特性を遺憾なく発揮する傾向があります。

金属製ではないため、高音もナチュラルで癖がない音声を再現でき、中低音もあくまでライブ感を大切にして迫力のあるサウンドとなります。
音に伸びやかさが足りないと感じている方にとっては、ぜひ導入したい製品でしょう。

ウッド調の筐体で、さまざまなオーディオ機器に合わせやすい点も魅力の一つです。
ただ、小型のオーディオ機器と合わせると逆に悪目立ちする事もありうるので、あくまでも大型のオーディオを想定してセットアップすることがベターです。
金属のように摩耗なども気になりませんが、マットの劣化によって、多少の変化が発生することがあるので状態の維持には十分注意しましょう。