KRELL KSA-100MK2は、完全L/R独立のツインモノラル方式を採用した純A級動作のステレオパワーアンプです。

左右チャンネルを完全に独立させ、2台のモノラルアンプを一つのシャーシに収めたような珍しい構造で、純A級動作で問題となる発熱はヒートシンクと冷却ファンによって80度以下に抑えています。
そして、ピュアコンプリメンタリー回路を使うことにより、NFBを15dBに押さえてクリアでナチュラルな音源再生を可能にしました。

KSA-100MK2は電源部も左右チャンネルが完全独立した構造で、1.1kW級の超大型トロイダルトランスを2個装備し、40000μのコンデンサーを4個使って安定したDC電源を供給しています。
Bクラス動作なら400W級アンプに相当する電力供給ですから、かなり贅沢な電源部を持っていることになります。
この電源構成により、スピーカー駆動時の負荷変動に対しても余裕をもって対処できるため、低インピーダンス時でも800W+800Wの安定したパワーを確保することができます。