KRELLは1979年に設立されたアメリカのハイエンド・オーディオメーカー。
KRELLのPAM-5は1985年に販売されたアンプで、その音質は暖かみと力強さが実現されています。

内部ディップスイッチの切り替えでPHONO入力のMC（5〜100Ω）・MMの切替とCD入力の特性の切替が可能です。
電源ユニットは115Vしかない設計になっていますが、100Vでもカバーするように設定されています。

ボリュームはP&Gの2連ポテンショメーターで重く滑らかな操作感となっています。
ガリなどなくスムーズに音量調整が可能です。

筐体はとてもスリムに設計されていて、場所を取ることがないので部屋のどこに置いても問題ないでしょう。
全体的にシルバーが利いており、高級感がある出来映えになっています。

つまみ式のスイッチが並んでいて操作性も良好なのもPAM-5の特徴です。
つまみは適度な重みがあり、繊細に調整を行うことができるので、こだわりの音質を実現することができます。

PAM-5でしか味わうことの出来ないビンテージ感は、今のアンプでは表現することが不可能な演出をもたらしてくれるでしょう。
またそこに、ハイエンド感も併せ持つという絶妙なバランスはPAM-5にしかない魅力の一つといえます。

組み合わせるのであれば、駆動力のあるアンプがおすすめです！