「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーLUXMAN E-1

音質にこだわると、アンプの筐体がどんどんと大きくなっていく傾向がある中で、2002年10月に発売されたLUXMAN E-1は、薄型を意識してデザインされています。
イメージとしてはフォノ・イコライザーを単体として独立させているのです。

再生する音楽の信号電流でカートリッジを馴染ませるために、アーティキュレーター・ポジションをマウント。
アーティキュレーター・ポジションで音楽を再生すると、カートリッジの再生能力がその音楽に最低になるように調律されています。
これにより、レベル差のないサウンドを楽しむことができます。

NF型イコライザー+CR型(超広域専用)の組み合わせは、コンピューターシミュレーションにより最適化され、フラットなRIAAカーブを描きます。
リレーコントロール等のアクセサリー回路を含め、全ての回路をディスクリート構成としているので、ノイズをシャットアウトして相互干渉を防止することができます。

E-1のサイズは、幅467mm×高さ82mm×奥行404mmで、質量9.0Kgとなっています。
やはり、その薄さが際立っていて、2系統の入力をフロントパネルで切り替える事ができ、入力信号は一つの出力端子から自動的に取り出すことができます。

全帯域の音像のコントラストが強調され、シャープな音を得ることができるE-1。
サウンドだけでなくそのデザイン性にも注目してほしいモデルです。