「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーLUXMAN L-500

LUXMAN L-500は、当時全盛期を迎えていたCDについて、その能力を最大限にまで引き出すことを意識したプリメインアンプとして、1993年11月に発売となりました。

CDというデジタルサウンドの魅力を引き出すため、フォノイコライザーをあえて採用せず、それまで組み込まれていた回路の中で不必要であったものを排除して、シンプルなセットに見直しされています。
更には、必要に感じるスピーカー切り替えスイッチや、ヘッドフォン端子さえも排除して、利便性よりもサウンドの良さを追求することが徹底されました。

パワーアンプ部に目を向けると、全段直結ピュアコンプリメンタリーの一段増幅回路をマウントしている、デュオβ回路のDC構成を採用しています。
それに加えて、回路内のリターン電流を細分化して独立させ、干渉させない工夫も見られます。
電源部には340VA相当の大容量トランスを使用して、安定した稼働を実現しました。

L-500のサイズは、幅438mm×高さ155mm×奥行446mmで、質量23.0Kgとなっています。
よりハイクオリティなサウンドを実現するため、徹底した共振対策がなされています。
また、カスタムパーツの採用により、細かな点でも大きな効果を発揮しています。
CDのサウンドを劇的に変えることができる、魅力的なアンプとしておすすめです。