「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーLUXMAN L-509s

1998年発売のL-509sは、当時のLUXMANの旗艦モデルであり、高い技術を結集して作られたプリメインアンプです。
そして、LUXMAN製品の特徴ともいえる出力メーターが、フロントパネルにしっかりと組み込まれています。

このモデルに採用されているCSSC(コンプリメンタリーシングルスタガーサーキット)は、差動増幅・電流伝送・出力の3段の回路に分かれています。
特に2段目の電流伝送段では、ベース接地回路の採用によって高いカットオフ周波数を実現し、奏でる音の安定性を高めました。
さらに出力段は3段ダーリントン構成で、大容量電流や低インピーダンスを実現し、さらにPc150Wのパワートランジスタを搭載しているという仕様です。

さらにOdβ回路により、DCサーボアンプを搭載せずにNFB(ネガティブフィードバック)のコントロールが可能になっています。
そして、アナログレコード再生のためにRIAAカーブの補正を行うMM/MC対応フォノイコライザーを搭載しました。アナログレコードを愛する人にもおすすめのプリメインアンプです。

L-509sが鳴らす音は、ラックストーンといわれる厚みと温かみのある艶やかな特徴はそのままに、さらにクリアな音像が見える再現度の高さを誇っています。