「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーLUXMAN L-550

LUXMAN L-550は、DUOβサーキット/Sを搭載したプリメインアンプとして、1981年11月に販売開始しました。

DUOβサーキットとは、適量NFBとDCサーボを組み合わせたシステム。
それだけでなく、L-550では音質優勢の制御機関の電源plusXと、一段増幅アンプを加えたDUOβサーキット/Sを新規開発してマウントしています。

一段増幅アンプは初段にMCヘッドアンプ用のFETを使用している点にも注目です。
これにより、大容量の電流を流しても、しっかりとゲインを取り除くことに成功しました。

出力部では、バイアス電流を固定する真性のA級動作となっています。
これにより、50W/chという大出力を確保。そこで気になるのが多量の発熱ですが、大型ヒートパイプ2基によって確実な熱排気を行い、安定した機動力を発揮します。
高域・低域において、9つのターンオーバ周波数を選べるトーンコントロールとしていて、サウンド調整も細かく行えます。

L-550のサイズは、幅453mm×高さ174mm×奥行460mm、質量21.4Kgとなっています。
プリ･ヒーティング機能により、少量電流を流して暖気することができますし、ウォームアップ・インジケータがあるので、安定動作に入った事をチェック可能。
より最高のパフォーマンスを発揮できるアンプであり、別格なサウンドを楽しむことができます。