「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーLUXMAN L-550A

ハイエンドオーディオメーカーとしてその名を馳せるLUXMAN(ラックスマン)のL-550Aはプリメインアンプであり、先に発売されていた高級機L-590Aのノウハウを取り入れながら幅広い層にもアプローチした中級機にあたります。

L-590Aでは増幅部を純A級3パラレルプッシュプル方式としていたところ、L-550Aは2パラレルプッシュプル方式としています。
これにより、純A級動作による高品質な音質と、中級機としては十分な20W×2/8Ωの実効出力を実現しました。
また、LUXMANの製品に多く用いられているODNF(オンリーディストーションネガティブフィードバック)回路を採用しています。
この回路は独自開発のもので、増幅信号の中からひずみだけを取り出して最終段にFBさせる仕組みです。
ODNF回路は、初期スルーレートの向上や幅広い周波数帯域の安定したフォローを実現しており、2005年のL-590A発売当時では最新のver.2.2Aを採用しています。
その他、大容量電源トランスによって高レスポンスのダイナミックな音の再現、アナログ音源にも対応できるようMM/MC対応のフォノイコライザー搭載など機能は多数です。

やはり純A級動作を採用しているだけあって、艶やかさや滑らかな音の流れはLUXMANならではのものです。
それだけではなく、デジタル音源のシャープさにも対応できる幅の広さを持ち合わせたモデルです。