「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーLUXMAN L-570

LUXMANは1989年にL-570と呼ばれる名モデルを発売しました。

これは世界に先駆けて開発された純A級動作のプリメインアンプであり、安定したバイアス電流によって高品質な音を再現することが可能です。

このモデルのために開発されたロータリーアッテネーターは32接点と規模が大きく、これにより奏でられる音は非常に高い解像度を誇るのです。

また、各段の電源を独立させた電源回路は、インピーダンスを抑えてレスポンスのよさとノイズの軽減を実現しています。
そして回路のシンプル化にも配慮されており、入力切替を的確な位置でリモートとすることなどで余計な配線を除去する工夫がなされているのです。

その他、ボトムシャーシには無共振構造のものを採用し、無駄な共振を効率よく抑えることに成功しました。
これにより音はノイズを抑えたクリアなものとなり、自然に耳に届いてくるのです。

そしてデザインに目を向けると、フロントパネルは独特なボタン配置が特徴です。
また見た目にとどまらず、直感的な操作も可能にします。

L-570が奏でる音は艶やかで厚みがあり、それでいて細やかです。
特に弦楽器やボーカルの持つ色気を浮き彫りにし、空間を温かく包みます。