「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーLUXMAN LUXKIT A3550

LUXMAN LUXKIT A3550は、LUXKITの最終モデルとなる機種です。
ビーム管接続と3極管接続の2パターンから選べるステレオ/モノラルパワーアンプキットです。

アメリカGE社製大出力用ビーム管6550Aを使用した、ステレオパワーアンプがベースとなったアンプキットで、回路方式はウィリアムソン型を採用しています。
この回路は広帯域にわたって低歪を維持できるのが特長で、少ないNFBで音質を向上させることができます。
ウィリアムソン型はNFBが高いのが基本ですが、A3550ではOY15型のOPT(アウトプットトランス)を使い、十分なスタガー・レシオを取っているため、少ないNFBでも過渡特性が保たれるようになっています。

A3550には3つの選択ポイントがあり、その組み合わせにより8種類のモードが選べます。
まず、組み立てる前にビーム管接続と3極管接続のどちらかを選択し、組み立て後はNFBとNON-NFB、ステレオ/モノラルの切り替えも容易に可能です。
トランスはすべてA3550のために新しく設計されたもので、音響用の非磁性体抵抗やブラックゲート・S・ブロックコンデンサー、無酸素銅配線材、MDコンデンサーなど厳選したパーツを使用して、質の高いアンプキットを作りあげました。

主なスペックは、実行出力：stereo（ビーム管接続）50W・stereo（3極管接続）30W、入力感度1.1V（ビーム管接続）、インピーダンス（入力）80kΩ、インピーダンス（出力）8Ω、SN比(IHF-A、入力ショート)ビーム管接続+NFB:106dB以上、外形寸法:465（幅）×176（高さ）×226（奥行）mm、重量18kgとなっています。