「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーLUXMAN LX38u

LUXMAN LX38uは、1983年に発売された真空管プリメインアンプです。
LUXMANとしてとても大事にしているULTIMATEシリーズの1つとして、300台限定で生産されました。
希少価値が高く、今でも市場では高値で取引されているアンプでもあります。
LUXMANを長年支えてきた原晋氏のラストを飾るモデルとしても、注目されました。

プリアンプ部は、イコライザー回路とトーンコントロールをミックスさせたフラットアンプ回路を採用しています。
これにより、それぞれの回路が十分にブラッシュアップされ、劇的な改善を図っています。
イコライザー回路に目を向けると、全帯域において低歪率特性と優れた安定性が得られる2段P-K・NF方式となっています。

他にも、中高域における耐入力特性を見直すために、出力段の電流を増すことに尽力しています。パワーアンプ部の出力管においては、内部抵抗が低く裸特性が良い3極管の50CA10と、ABクラス動作の組み合わせとしている点にも注目です。

LUXMAN LX38uは、幅490mm×高さ201mm×奥行352mmで、質量22.5Kgとなっています。
前面には多くのボリュームが見られる点はレトロさを感じさせますが、カラーリングなどは現代でも通用するものがあります。
外見同様、暖かみがあるサウンドを実現できるアンプとしておすすめできます。