「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーLUXMAN M-06a

M-06aは、LUXMANの歴史の中で、特に純A級動作の製品にこだわっていた1990年に発売されたパワーアンプです。

M-06aは、前身であるM-06をさらに進化させたものであり、純A級動作システムを継承しながらよりよい動作を追求されています。
電源部に搭載されているのは大容量を誇るトロイダルトランスであり、供給能力を安定させるほかに低インピーダンスに対応することもできます。
またフロントパネルにあるピークパワーメーターのデジタル表示には別の電源を確保し、双方の干渉を抑えました。

さらに、細部のパーツや配線においてはよりスムーズな流れを確保するための素材が独自のマッチングで使用されています。
たとえば、オーディオケーブル導体として優れた能力を持つPC-OCCを用いた配線、窒素ガスを封入した金接点リレー、固定抵抗アッテネーターなどです。

M-06aは基本的にはステレオパワーアンプですが、ダイレクトバランス入力のモノラルパワーアンプとして使用することも可能です。

音質としては、全帯域においてひずみのないクリアな音を奏でます。
また中域の艶やかさやや定位感、低域のパワーなど「ラックストーン」のテイストも持ち合わせています。