「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーLUXMAN M-10

LUXMAN M-10は、モノラル時800W(8Ω)ものハイパワーを誇るステレオパワーアンプです。

回路の初段にローノイズ、ハイ・アドミッタンス・シリコン結合のデュアルFETを使用し、デュアルトランジスタによるカスコード・ブートストラップ接続にして、高域の劣化を最小限に抑えています。

2段目には電流伝送段を設けており、それ以降は出力段に至るまで3段コンプリメンタリー・ダーリントン回路を採用して、高S/N比の信号増幅を可能にしました。
さらに、出力段は片チャンネルにPC200W級のマルチエイミッター型トランジスタ8個を使用した4パラレル構成で、BTL接続によるモノラルパワーアンプとしても使用できる設計です。

また、電源部は音楽信号に影響を与えないよう、800VAのEIコア・トランスを搭載した大容量のハイイナーシャ電源を採用し、ACレベルのレギュレーションを高めて余裕のある電源供給を実現しています。

シャーシには高剛性ボックス遮断構造を採用して、電源部、入力部、パワー部など各ブロックは相互干渉しないようシールドされています。

主なスペックは、連続実効出力：ステレオ時400W+400W(4Ω)・250W+250W(8Ω)、入力感度1V/250W(8Ω)、入力インピーダンスCoaxial:47kΩ・Balance:80kΩ、利得(ゲイン)33dB、全高調波歪率0.005%(1kHz、8Ω)・0.06%(20Hz～20kHz、8Ω)、周波数特性20Hz～20kHz +0 -0.1dB・10Hz～100kHz +0 -1.5dB、S/N比118dB(1kHz、IHF-A)、外形寸法：467（幅）×233（高さ）×482（奥行）mm、重量43.5kgとなっています。