「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーLUXMAN M-300

LUXMANは、1980年代に多くのトランジスタ型セパレートアンプをラインナップしていましたが、その中の中級者モデルとして、1980年に発表されたのがM-300です。
同時期に販売されていたC-300とセットで高い人気を誇りました。

位置付けとしてはAB級のハイパワーアンプとなりますが、A級動作のパワーアンプとしても使用することができます。

メカニズムとしては、相棒ともいるC-300似たものが採用されています。
まずは、デュオ・ベータPlusXの導入が、最大の特徴であるといえるでしょう。
これは、アンプに対する適量制御の考えをNFBに取り入れた「デュオ・ベータ・サーキット」と呼ばれるユニットと、電源部に取り入れた「PlusX電源」をミックスしたものとして知られています。

また、入力段~出力段まで、全増幅段をプッシュプル回路でデザインしています。
これらをバランスよくデザインすることで、安定した動作と抑圧感の少ない音質を楽しむことができます。

サイズは幅478mm×高さ214mm×奥行484mmで、質量30Kgとなっており、迫力ある筐体が良いですね。
天然ローズウッドとつき板仕上げのキャビネットが採用されており、インテリアとしても才覚を発揮。

音質向上のために、LUXMANのあらゆる技術が取り入れたアンプです。