Mark LevinsonのNo52は、No32Lの後継機として登場したリファレンス・プリアンプです。

電源部とコントロール回路部は、プリアンプ部と完全に独立した2シャーシ・セパレート構造。電源部には、独自のACリ・ジェネレーション・パワーサプライ方式を採用しました。

No32Lで効果が実証済みのACリ・ジェネレーション・パワーサプライ方式はさらなる進化を遂げて安定度が増し、高効率のユニバーサル・ボルテージ・スイッチング・パワーサプライにより、ノイズを抑えたクリーンな音とパワフルな電源供給を両立させました。

オーディオサーキットは、デュアルモノラル構成フルバランス設計、独自開発の音量調節機構ソリッドステート・ステップアッテネーター・ボリュームなどの先進技術を搭載し、入出力の操作性も抜群です。

シャープで硬質な筐体は、高級機ならではのただならぬ存在感を醸し出しています。

Mark Levinsonにしては珍しく明るめの音が特長です。
低音域の深みと豊かさはそのままに、高音域がよりクリアになった印象があります。

高価格帯のプリアンプであるため、中古市場で入手したいと願っているオーディオファンは少なくないでしょう。