「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーMcIntoshのアンプC41

2000年に入ってからMcIntoshは超弩級アンプを発表し始め、その巨大な筐体と価格はオーディオファイルを驚嘆させました。
しかし中級機を求めるファンのことを忘れてしまったわけではなく、そのようなファン層に向け、2000年に発表されたのがC41プリアンプです。

大型液晶テレビの普及が始まってホームシアター市場が活況を呈してきたこともあり、C41の8系統の入力のうち2系統がDVDとVIDEOに振り分けられています。
またスイッチ1つでAUXと切り替えられるフォノ入力（MM）も搭載され、旧来のアナログメディアに対してもしっかりと考慮されています。プリアウト出力は3系統アンバランス（RCA）に加えて、1系統のバランス（XLR）も採用され、様々な機器との接続が可能となりました。

フロントパネルには「BASS」「TREBLE」「BALANCE」の各ダイヤルやヘッドフォン端子も搭載されて、コントロールアンプの名にふさわしい仕上がりになっています。
1999年に発売されたMC352ステレオパワーアンプと組み合わして鳴らせば、C41のポテンシャルを遺憾なく発揮することができ、現代アンプらしいワイドレンジ感とマッシブな中低域を楽しめます。