「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーMcIntoshのアンプC48

McIntoshは真空管アンプなどのビンテージのイメージがわりと強いメーカーですが、実際は最新のオーディオトレンドをすぐに製品に取り入れることで知られています。
昨今の流行りであるPCオーディオやネットワークオーディオに対しても、2011年にUSB入力対応DAコンバーター（DAC）搭載のプリアンプC48をいち早く発表することで、エッジーな姿勢を貫いています。

C48は192kHz/32bitまでのハイレゾ音楽ファイルを再生できるDACを搭載し、USB入力（1系統）に加えて光・同軸デジタル入力（それぞれ2系統）にも対応。
0.5dB単位214ステップのVRV（Variable Rate Volume）デジタル電子式ボリューム、5バンドイコライザー、フォノイコライザー（MM/MC）、ヘッドフォン端子も搭載し、プリアンプとしての機能性にも手抜きのない設計です。

上位機種C50に採用された「ブルーアイズメーター」はないものの、漆黒ガラスのフロントパネルにはグリーンのLEDによって「McIntosh」のロゴが浮かび上がります。

70万円の価格は決して安いとは言えませんが、ハイレゾ対応のDACを別途購入することを考えればコストパフォーマンスは悪くありません。

ハイレゾ音源の出音を5バンドイコライザーで調整することもできるので、現代的な音色をMcIntosh流のホットサウンドに仕立てる楽しみもあります。