「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーMcIntoshのアンプMC150

超弩級のイメージが強いMcIntoshのパワーアンプですが、1990年代はオーディオファイルの手に届きやすいサイズと価格のモデルを数多く発表されています。
1995年に発売されたステレオパワーアンプMC150もその代表的モデルで、高さ145×幅445×奥行480mmのオーディオラックにすっきり入るサイズに加え、当時とても現実的なプライスを実現していました。

機能面ではMcIntoshアンプには珍しくアウトプットトランスを搭載し、低負荷時にも安定した動作と低歪率化を実現。
実効出力は150W+150W（2/4/8Ω）で、300Wのモノラル使用でパラレルやブリッジ接続も可能です。
スピーカー損傷の原因となるクリッピングを防止する保護回路「パワーガード」も搭載され、ブラックガラスのフロントパネルには外観的アイコンの「ブルーアイズメーター」がしっかりと採用されています。

MC150はアウトプットトランスを搭載したことで、クリアかつ繊細な音を鳴らし、McIntoshの濃厚なサウンドを敬遠してきたオーディオファイルも魅了しました。