シンプルなデザインと真空管でありながら、ドイツのOCTAVEが一貫して追求する「ハイパワーであること」を体現しているのが、MRE 130モノラルパワーアンプです。

5極管接続で6550を4本使用したプッシュプル動作により、100W（8Ω）の大出力を実現し、大型フロアスピーカーも余裕を持って駆動します。

このMRE 130というアンプは、広域再生周波数が80kHzにまで及び、トランジターアンプとの組み合わせがベストとされている現代型スピーカーも、ワイドレンジかつ高解像度で鳴らし切ります。
また、パワーマネージメントシステムと呼ばれる独自の動作保護システムを搭載することで、ユーザーは、真空管アンプにつきまとう動作トラブルから解放されることができます。
さらに、「BLACK BOX」と呼ばれるオプションの外部電源を繋ぐことで、音場の見通しや力感が向上して、真空管の質感を持ちながらトランジスターのトランジェントをも獲得するのです。

MRE 130の高さを抑えたシルバーの筐体には、真空管が左右対称に配置され、ヨーロッパならではのミニマルなデザインとなっており、OCTAVEの創立者で設計者でもあるアンドレアス・ホフマンが世に放ったMRE 130は、既存の真空管アンプの概念を覆し、多くのオーディオマニアを魅了して、彼らのリスニングルームに迎えられたのです。