Ortofon SPU Royal G MkⅡは、リスニング用途のカートリッジです。
Ortofonには、ギリシャ語の正統な音という意味があり、1918年にデンマークのコペンハーゲンでOrtofon社は誕生しました。

アナログサウンドを追求するOrtofon社の名作ともいえるSPU Royal G MkⅡは、高解像度な音像を奏でることが特徴だといえます。
また、オルトフォンの最高級チップと名高い「Ortofon Replicant 100」が導入されており、発電系のコイルには金と銀の合金である「Electrum」が採用されています。
ルックスも、重厚感があり美しいSPU Royal G MkⅡは、愛好家の所有欲を満たすに足るカートリッジだといえます。

高域のビブラートや倍音も繊細に再現し、フルボリュームにした場合でも耳疲れすることがなく、気品のあるSPU Royal G MkⅡの音色は、オペラやオーケストラなどを好む愛好家から高い支持を獲得しています。
コーラスにおけるハーモニーも美しく奏でるSPU Royal G MkⅡは、ゴスペルなどの生演奏も表情豊かに再現できることに加え、ヴァイオリンなどの弦楽器を美しく再現することに長けており、弓の微細な震えにも柔軟に対応することが可能です。

適正針圧は3.0gであり、自重は30gです。
ボリュームを抑えて音源を再生した際にも、音色がつぶれることはないため、オーディオルームの広さを問わないカートリッジだといえるでしょう。