Pass Laboratories INT-150は、新時代のサウンドにも適切に対応したパワーアンプとして、2007年に誕生しました。

まず注目したいのが、その洗練された外観です。
店頭に並んでいてもその存在感は圧倒的なものがあり、目を奪われてしまうことでしょう。

もちろん、見た目だけでなく中身も素晴らしいアンプであり、見どころ満載なものとなっています。

プリアンプ部では、最小のフィードバックを持つ非常にシンプルな回路でも高次元のパフォーマンスを実現することができるSuperSymmetric回路をマウント。
パワーアンプはPass Laboratories のX150.5を踏襲し、A級回路に超高精度でマッチさせたパーツを使用することで、高いレベルを保持しています。

信号経路においては、珍しくコンデンサーを使用しない完全なDC 結合となっていて、チャンネルあたり8 Ωで150W/ch.、4 Ωで300W/ch. を出力可能です。
常に高いパフォーマンスを発揮させるために、排熱にも最大限配慮しつつ、静音性もキープしている点は、特筆すべきものです。

幅483mm×高さ492mm×奥行177mm、質量27.3Kgとヘビー級のサイズ感です。
リモコンが付いてるので、操作性が素晴らしく良く、細かな設定も可能です。

Pass Laboratoriesが初めて手がけたインテグレーテッドアンプですが、その良い所を凝縮させてすでに完成しつくされた素晴らしいアンプといえるでしょう。