「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーSONY APM-77W

1981年にSONYより発売されたSONY APM-77Wは、AMPスピーカーユニットを搭載したスピーカーです。
当時、SONYの高級志向ブランドであるESPRITからはAPMスピーカーユニット搭載モデルは既に発売されていましたが、SONYブランドとして世に送り出されたモデルとしては、APM-77Wが第一号となります。

このAPMスピーカーのAPMは、AccuratePistonicMotionの頭文字をとったものです。
正確なピストン運動で不要な振動を減らす事を目指しSONYが開発したユニットを搭載しています。
APM-77Wでは、低域用に530㎠の平面ウーファーを採用。アルミスキンでアルミコアを挟んだハニカムサンドイッチ構造の振動板となっていて、この中にも振動を抑えるダンパーを搭載しています。

中域用には27㎠の平面ミッドレンジ、高音用には7㎠の平面トゥイーターを搭載しています。
ほぼ全ての帯域で余計な振動を抑える工夫が施されており、それぞれのネットワーク部にも別々の基盤を使用することで、ピュアで澱みのない音質を実現しています。