「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーTechnics SB-8000

SB-8000は1970年代の終わり頃にTechnics社から発売された国産スピーカーシステムの名機です。
1975年、独自のリニアフェイズ理論に基づいて誕生したSB7000（テクニクス・セブン）の上位機種として投入されたモデルがSB-8000なのです。

1977年に単体で発売され好評を得たEAS-10TH1000リーフトゥイーターユニットをさらに磨きをかけ、SB7000の３ウェイシステムから4ウェイへの進化が図られました。
このトゥイーター振動板は重量17ｍｇのわずかなもので、ボイスコイルパターンをエッチングしたものが使用されています。
再生周波数帯域は30Hz〜125kHzという圧倒的なスペックになり 、同時に優れた指向特性も実現されました。
中低域には，狭幅のエッジ、低歪磁気回路でクリアな中低音再生が可能な16cm口径のコーン型を採用。
中高域にはトゥイーターと好相性である8cmのコーン型ユニットが搭載されました。
ウーファーには36cmストレートコーン型ウーファーが選択され、ダンプドバスレフ方式の採用とともに，引き締まった低音再生を実現。
フロアスピーカーとして直接床に設置しても正確な音楽の再現を可能にしました。

その滑らかで豊かなサウンドは、名機と名高いSB7000の後継機に恥じないものです。