TRIODE TRV-5SEは、2017オーディオ銘機賞でビジュアルグランプリを受賞した、真空管式ステレオプリアンプです。
ロングランモデルであるTRV-4SEの後継機種で、回路を見直してブラッシュアップし、レコード再生用に真空管式フォノイコライザーを搭載するなど改良を重ねました。
カートリッジはMM型のみの対応ですが、レコードの反りから発生するノイズをカットするLOW CUTスイッチも備えています。

真空管は、12AX7(ECC83)を6本、274Bを1本使用していますが、高いドライブ電圧を確保するために、TRV-4SEで使用していた整流管5AR4をTRV-5SEでは274Bに変更しました。
TRV-5SEには出力端子が3系統あるため、ステレオパワーアンプを3台まで接続することが可能です。
聴きたい音楽によってパワーアンプを切り替えて使うこともできますし、パワーアンプを2～3台つないでバイアンプ接続も可能なため、将来のグレードアップの幅が広がります。
もちろん他社のパワーアンプも接続できる上に、ボリューム調節と入力切替が可能なリモコンもついてさらに便利になりました。