「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーBang&Olfsen BeoLab 2

Bang&OlufsenのBeoLab 2は、Beovox Conaの後継機として登場したサブウーファーです。

Beovox Conaはパッシブタイプのサブウーファーであったのに対し、BeoLab 2はアクティブタイプに変更されました。
独自のパワーアンプとローパスクロスオーバーシステムを内蔵しており、これによって他のスピーカーと干渉せずにシステム内に組み込むことが可能になりました。

それまで、理想的なサブウーファーを実現するためには、大きなドライバーと、それを内蔵できる高剛性の大型キャビネットが必要とされていました。
しかし、BeoLab 2はキャビネット両サイドに9インチのウーファー1基ずつと、音楽信号を最大限に活かすためのパッシブラジエーターを搭載するという画期的な構造を取り入れました。
キャビネット自体を非常にコンパクトにまとめながら、効果的にメインウーファーを活かすことができるようになり、迫力のあるサウンドの出力を可能としたのです。

BeoLab 2の登場以後、その構成はサブウーファーにとっては理想的なものとなりました。
それまでオーケストレーションなどの重低音部の効果を上げていたサブウーファーが、ホームシネマ用のオーディオ機器として採用される様になったのも、他でもなくBeoLab 2の存在があったからなのです。