Dynavector DV-505は、電磁粘性質量制御方式が採用された質量分離型ダイナミックバランストーンアーム。
カラーには、ブラック・ブルー・シルバーの3種類のバリエーションがあります。

プレーヤーボードの穴あけ加工が不要であり、これはアームベースがフリーポジションでピンコードコネクターはアーム取付け部から水平に取り付けられているためです。

レコードのバラツキや反りにも追従するDV-505は、独自の構造を有しています。
独自の構造には、横方向運動を行うメインアームと縦方向運動を行うサブアームの2つの支持軸が採用されています。
2つの支持軸は、カートリッジの縦方向の動きを軽くすることでアームの慣性質量を大きくすることに結びついています。

また、ダイナミック・ダンピング・システムが導入されたことで、低域の分離感はクリアな音質を楽しむことが可能です。
このシステムは低域共振を2.5dB以内に抑え、メインアーム内にサブ振動系を装着し連成振動の性質が利用されています。

全長は335mm（シェル付き）・実効長は241mm・全高は72mm（最大94mm）です。

低域の音質にこだわりたいユーザーは、DV-505を選択すると良いでしょう。