人気「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーJBL L166

JBLはその長い歴史の中で、原音の忠実再生はもとより、デザイン、その形などにも神経を砕き、革新的なデザインのスピーカー達を世に送り出してきましたが、そんな中でも一見オーソドックスなデザインでありながら先進を感じさせたモデルがL166です。
本機は1975年に発表され、3WAYのブックシェルフタイプで、一見普通のデザインながらサランネットは独特の幾何学模様のオリジナルなデザインになっております。

ウーハーにはJBL定番の122A、スコーカーはLE58、ツイーターは066で構成されていて、特にツイーター066は初めてのドーム型ツイーターとしてマニアの間ではよく知られたモデルです。
アルミと樹脂を特殊蒸着したダイアフラムを採用し、非常に伸びのある高音が魅力となっており、また各ユニットの指向性も非常に高性能で大幅な高音域から迫力の重低音まで、レンジの広い音域を余裕を持って鳴らしこんでいます。
スピーカーはグイグイと前に迫ってくるような、迫力のある乾いた音色が特徴で、1970年代のJBLの特長ともいえるジャンルを超えた原音再生を可能にしております。

しかし、強いてあげるのであれば、ロック、ジャズ、クラシックには最適でしょう。
特にレンジの広い交響曲との相性が抜群！リスナーに程よい音色を届けてくれることでしょう。

パイオニアとしての妥協のない音作り、そんなJBLの真髄をピュアに受け継いだモデルがL166といえるでしょう。