「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーJBL M9500

JBL M9500は1946年に創立されたJBL社が1960年代以降のレコーディングスタジオ用モニター分野参入後, 1990年代に1つの集大成として開発した、新世代の業務用スピーカーです。
JBLのフラッグシップモデルの一つである、プロジェクトＫ2 S9000のスタジオ向け業務用バージョンであったにもかかわらず、多くのオーディオファンからたくさんの支持を集めました。

上下2つのウーファーにドライバー/ホーンをはさむ分割モジュール構造の2ウェイ仮想同軸レイアウトが採用され、エンクロージャーの容積とダクトの共鳴周波数は、理想の低域特性を得るために、異なったものになっています。
低域には36cmコーン型ウーファーである1400Ndを搭載し、独創的なベンテッド・ギャップ・クーリング方式により、それまで難しかったネオジウムマグネットのウーファーへの使用を可能にしました。
ボイスコイルの冷却には空気流を利用するシステムが採用されており、エンクロージャーはバスレフポートは3インチ口径のバスレフ方式となっています。
高域ドライバーユニットには475Ndが採用されました。
重量130kg超、高さ1m40cmという圧倒的なスケールから紡ぎだされる唯一無二のサウンドは、桁違いのスピード感と音圧を持ち併せ、様々なジャンルに対応し、いまだに多くのファンを虜にしています。