「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーJBL S101

JBL S101はJBLの創立40周年を記念して、フロアタイプスピーカーシステムの名器L101 Lancerを復刻させたものです。
ホーン以外は、JBLのスタジオモニター用スピーカーシステム4425と同一のユニットを使用した、一般家庭向けバスレフ方式のフロア型2ウェイ2スピーカーシステムです。

低音域には30cmコーン型ウーファー2214Hを使用し、ウレタンエッジのコーン紙は、パルプに独自のコーティング強化材アクアプラスを塗布して、剛性を増しています。
振動板には76mmの大口径銅リボン線エッジワイズ巻ボイスコイルを採用し、コーンのピストン運動を大幅に拡大しました。
また、磁気回路にはSFG磁気回路を採用し、磁気制御による低歪率化を実現しています。
高音域には1 inchコンプレッションドライバー2416Hとバイラジアルホーン2371を組み合わせ、ドライバーのピュアチタンダイアフラムに独自のダイアモンド構造を融合させて、分割振動を大幅に軽減しました。
ちなみに、2371は特殊な形状が特徴で、水平・垂直方向に90゜×40゜の指向特性を持っています。

エンクロージャーはトッププレートに岐阜県産の大理石を使った大胆なデザインで、大理石の重さでキャビネットの共振を抑えています。

主なスペックは、周波数特性(±3dB)35Hz～16kHz、指向特性(水平×垂直)90゜×40゜、音圧レベル(1W、1m)92dB、許容入力150W(連続プログラム)、クロスオーバー周波数900Hz、エンクロージャー容積53.5L、外形寸法：幅445×高さ629×奥行320mm、重量29.1kgとなっています。