「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーJBL S4800

JBL S4800は、かつてのフラッグシップモデルであったProject K2 S9800の流れを受け継いだ、ハイコストパフォーマンス3ウェイフロア型スピーカーです。

リファレンス・スタジオモニターである4348の大口径38cmプレミアムパルプコーンウーファーとミッドドライバー、トゥイーターに加え、プロジェクトK2 S5800の中高音域用ユニットというJBL精鋭のコンビネーションから生まれており、連続ハイパワー駆動に応える高いリニアリティを実現しています。

特に、大口径38cmウーファーならではの豊かな低音と、ホーンドライバーから繰り出される伸びやかでエネルギッシュな中高音が魅力とされ、 高い熟成度と安定感で、JAZZやクラッシックなどジャンルを問わず音楽をしなやかに再現することが可能です。

この「オールラウンド系」の実現は、JBLファンに言わせると「JBLらしさに欠けている」という表現が使われることもありますが、正確な音像定位とワイドレンジ再生の両立が可能であるが故の評価と受け取って良いでしょう。

これらの背景もあり、「ミスターJBL」と呼ばれるJBLチーフエンジニアのグレッグ・ティンバース氏は、スピーカーそれぞれにキャラクターがあることを「S9800が兄ならば、S5800は弟、S4800は妹だ」と表現しています。