「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーMarantz Model 3600B

現在は日本を拠点にオーディオ製品を開発・販売しているMarantz(マランツ)ですが、かつてはアメリカで創業し、1975年まではアメリカを拠点としていました。
その時代をUS　Marantzと呼び、そしてUS　Marantz時代の最後にリリースされたのが、コントロールアンプModel 3600Bです。
アメリカンなテイストを感じさせるフロントパネルのデザインは、当時のMarantz製品でなければ堪能できないものでしょう。

入力の切り替えプッシュスイッチは、デザイン的や感触にレトロ感があります。
その他、ずらりと並んだつまみやスライダーの配置も絶妙で、古き良きMarantzの風を感じることができるでしょう。
それだけではなく、トーンコントロールは左右セパレートになっているほか、TREBLE・MID・BASS・PRE OUTと自分好みの音に調節するのも容易です。
入力系統はMMフォノ入力が1つ、マイクロフォン入力が1つ、その他ライン入力が3つ搭載されています。

Model 3600Bの音はクセがなくクリアに抜ける印象で、すがすがしい心地の良い気持ちにさせてくれます。
この独特のカラリとした質感は、US　Marantz時代の特徴ともいえるでしょう。
それだけではなく、Marantzの持ち味である存在感も十分に感じられ、芯のしっかりした音を奏でてくれるのです。
アメリカンサウンドの大らかさが好みの人には、ぜひおすすめのモデルといえるでしょう。