「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーMarantz SC-7S1

世の中のオーディオ品質の向上に合わせて常に新しいオーディオ製品を送り出しているMarantzは、2002年にステレオコントロールアンプとしてSC-7S1をリリースしました。

SC-7S1は、当時新開発であったバッファーアンプモジュールHDAM SAを搭載したモデルです。
この回路は電流帰還インピーダンスを低減し、回路の高速駆動を可能にしています。このHDAM SAは合計で12個搭載されており、クオリティの高い駆動を実現したのです。
また、フルバランス構成かつ2chのセパレーションを行うことで、淀みのない情報伝送を可能にしました。

また電源部はチョークインプット方式で、整流波形における高調波を排除することに成功しました。
その他、単体での2ch駆動に加えて、同モデルを最大6台まで接続してマルチチャンネルにも対応できるフローティングコントロールバスを用い、シンクロ駆動を行うこともできます。
接続方法によっては、SACDマルチチャンネルやホームシアターに活用可能です。

SC-7S1の音は優れた音像を誇り、音の輪郭をくっきりと表現します。
それでいて中高域は豊かで明るく、弦楽器やボーカルの音などに存在感と情感を醸し出してくれるのです。