「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーMarantz SC-7S2

Marantz(マランツ)製品の中には、過去にリリースしたモデルの改良版も多く存在しています。
SC-7S2もその中の1つで、前身であるSC-7S1のノウハウは色濃く受け継ぎつつ、さらに性能向上させています。

こちらのモデルでも、前身モデルと同じくバッファーアンプモジュールHDAM SAを搭載しており、回路の高速駆動や電流帰還回路のインピーダンス低減を実現しています。
そして、入力バッファーアンプにはディスクリート構成を採用しました。
また、ボリューム部に採用したパラレル高性能リニアコントロールボリュームで、アナログ回路に比べて連動誤差を大幅に抑えることに成功しています。
これとHDAM SAの相乗効果で同相ノイズ除去比を改善することにより、広範囲の周波数帯域をフォローすることが可能です。
そして、このボリュームシステムとフルバランス構成は、2chのセパレーション性能を向上させました。

その他、フローティングコントロールバスシステムの採用により、同モデルを最大6台までシンクロ駆動することもできます。
それだけではなく、MA-9S2も含めたマルチチャンネル接続にも対応し、SACD5.1chやホームシアターに活用することもできるでしょう。

SC-7S2は、前身モデルSC-7S1よりもさらにスピーディなレスポンスと迫力ある音を表現し、音の密度も濃くなっています。
また優れた音像や音場を持ち、ダイナミックな音楽体験ができるでしょう。