「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーMcIntosh XRT18

McIntosh XRT18は、大スケールの原音空間を実現するため、1985年に作られたスピーカーシステムです。

ユニットの大きさに注目してみると、低域には12インチのユニットを使用、ユニットは大きければ大きいほど低域再生に適しているとされるため、より響く低域表現を実現しています。
中域には6インチのユニットを使用、ユニットは小さくなればなるほど高域に適していると言われており、ここでもまた、よりよい中域再生ができるよう最適なユニットが選ばれています。
このようにそれぞれの音域を100％表現できるよう、ユニットひとつひとつの大きさにもこだわっているのが特徴的です。
しかし、通常で考えてみれば、このままではレスポンスにばらつきが出てしまい、空間的な音の表現を重視するには適さない音質となってしまいます。
そこでMcIntosh XRT18では、レスポンスを均一化。細かく設置された高域のバランスを保ち、3次元的な聴き心地をサポートしています。

価格も当時にして130万〜140万円と決して安いとは言えないですが、それに十分に見合った3次元的サウンド表現と、高級感あふれる外観を披露しています。