2010年以降、オーディオ・ビジュアル（AV）愛好家はサラウンドの多チャンネル化以外にも、ハイレゾ音源やネットワークオーディオなどに対し、多角的に取り組む必要が出てきました。
そのようなファンに向けた最適なAVアンプとして、ONKYOは2012年に9.1ch対応のTX-NR5010を発売しました。

全9チャンネル独立基板によるパワーアンプ回路ドライバー段を搭載し、THXの上位規格「THX Ultra2 Plus」にも準拠するなど、ホームシアターを楽しむファンを充分に納得するスペックを誇りました。
これに加えて、TIバーブラウン社製192kHz/32bit DACチップ搭載してFLACなどのハイレゾ音源再生を可能とするほか、DLNA準拠のネットワークオーディオ機能も搭載しています。

さらにハイレゾに関してはDSDのネイティブ再生やドルビーTrueHDによるサラウンド音楽配信にも対応しており、オーディオメーカーのONKYOが作ったAVアンプとして、ピュアオーディオファンをも振り向かせる魅力に満ち溢れていました。
実際、TX-NR5010によるドルビーTrueHDのライブ音源を聴くと、目の前にアーティストが現れて歌っているかのような感覚になり、通常の2chステレオ再生では決して味わえない音楽体験を得ることができたのです。