「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーONKYO D-77NE

2014年発売のONKYO D-77NEは、同社が1985年に初代を発売したD-77シリーズの思想を引き継ぐモデルです。
詳細な型番は左右で異なり、右はD-77NE-R、左はD-77NE-Lとなります。
方式は3ウェイ3スピーカーであり、大容量のエンクロージャーには迫力があります。

30cm径のウーファーは、ノンプレスコーンの強度をアップさせるためにコルゲーションをつけた独自構造で、エッジにはアルミダイキャストを使用し、余分な振動を抑えています。
これにより、余分な振動を抑えて解像度の高い低音域を実現しているのです。
12cm径ミッドレンジの振動板は、同社独自にシルクと熱硬化性樹脂を格子状のマトリクス構造にしたシルクOMF(Onkyo Micro Fiber)を採用しました。
この特殊素材は、軽量かつ剛性が高く内部損失にも優れたものです。
そしてツイーターは複合型となっており、2.5cm径アルミ合金製ドームと、4cm径バイオクロス製コーンを組み合わせています。
複合型にすることで、クリアな響きとエネルギッシュな音というそれぞれの特徴を生かしているのです。

このような構造は、低音域から高音域までスムーズにバランスよく鳴らし、さらに解像度も高く素直でナチュラルな音を実現します。
さらに音は奥行き深く、空間に心地よく広がる感覚を覚えるでしょう。