「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーONKYO Scepter 10

日本が世界に誇るオーディオメーカー・ONKYOは、豊かに響く低音域とクリアな高音域を実現すべく、1976年にScepter 10を発売しました。
こちらのモデルはコーン型ウーファーとホーン型ツイーターの2スピーカーで、低音域から高音域までを滑らかに鳴らしてくれます。

見た目にも迫力がある38cm径のウーファーは、ずしりとお腹に響くような音を響かせます。
その機構には、大きな入力にも耐えうるマルチコルゲーション付きのパルプコーンと、大口径ロングボイスコイルを採用しています。
またコーンとボイスコイルの接続時にアルミ製リングを取り付けて強度をアップさせ、「ワイドレンジ対応」と「クリアな音像」を獲得したのです。

ツイーターの振動板は軽くて強いチタンを使用し、またポリエステルによるフリーエッジを採用して透き通った高音域を実現します。
そこにアルミダイキャスト製のショートホーンと組み合わせることにより、出力音圧95dB/W/mという高い能率を確保しました。
そして音響レンズも搭載し、音がさらにクリアに心地よく広がります。

Scepter 10にはモードセレクターという機能もついており、ウーファーとツイーターのクロスオーバーのパターンを使用環境に合わせて切替られるようになっています。
もともと低音域から高音域のつながりが自然でありバランスもいいモデルですが、使用環境によってさらに最適化できるというわけです。