1976年に発表されたONLIFE Research U-22は、構想の段階で1年半、開発に1年を費やして完成された、ONLIFE入魂の管球式プリアンプです。

当時は管球式が主流でありましたが、Research U-22は、驚くほど多くの画期的な設計が導入されました。
これも、長い間構想を練ったことにより実現できたものでしょう。

U-22の中でもブラックとホワイトの2種類のバージョンが存在しており、ブラックにのみP型特注アッテネーターとカップリングコンデンサーをしているのが特長です。
複雑な設計を一切排除して、シンプルな回路構成としているので、音質劣化の原因となる要素を徹底排除することに成功しています。

アンプ内部はプラグイン方式となっているので、電源ユニットとアンプユニットを各ブロック別に取り外しが可能です。
ずっと使い続ける上で、定期的な点検も重要ですが、この構造により点検もメンテナンスも簡単に行うことができます。
トーンコントロールに目を向けると、CR型となっており音質劣化の低減を実現しています。

U-22のサイズは、幅440mm×高さ150mm×奥行265mm、質量7.2Kgと手頃なサイズ感となっています。

真空管やコンデンサーをはじめ、抵抗、スイッチなど、全てのパーツの品質にこだわり、厳選したもののみを採用しています。

音源に対して、素直なサウンドが再現可能なアンプとして、幅広い層のオーディオファイルにおすすめできるモデルです。