Pioneerと言えばスピーカーやアンプ等に強いイメージを持つ方が多いかと思われますが、実はアナログプレイヤーからテープデッキなどの回転計メカニズムを備える製品に高い技術をもっていました。
1972年にはMEMOREX社と提携してハイクラス音楽用のオープンリールテープを販売するなどし、回転計の作品に勢力的に取り組んでいたことが改めて伺えます。
そんな中でもオープンリールデッキのRT-2022や2044はトランスポートとアンプがセパレートとなっており、アンプ部の追加やヘッドユニットの交換によって発展性を備えたマニアにはたまらない、自由度の高い製品として人気が高いモデルでした。
さらに、アンプに近いデザインを採用しながら他の機器と積み重ねて使用できるような仕様としたRT-707など、ユニークな製品も多く違った切り口からオープンリールデッキの歴史を組み立ててきたメーカーでもあります。
また、どのモデルをとっても細部にまで気を配ったしっかりとした製品作りをしていることが一目でわかり、再生においても優れたバランスを誇る仕上がりはオープンリールの製造が終わった現代においても高い評価を獲得しています。
当時の御三家と呼ばれたSONY、TEAC、TECHNICSと比べても負けずとも劣らない製品を是非お手元においてはいかがでしょう。
パイオニア オープンリールデッキの魅力
パイオニア オープンリールデッキ最新買取情報
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